〜原因を見極めて、本当の対処をしましょう〜
こんにちは!整体スッカ 理学療法士の藤田です🙋♂️
・「坐骨神経痛ですね」と言われたけど…
・結局どうすればいいの?
・痛み止めと湿布だけで終わったけど、治らない…
そんなモヤモヤを抱えた方、実はとても多いんです💭
❓まず知っておいてほしいこと
「坐骨神経痛」って、実は“病名”じゃなくて“症状名”なんです。
つまり、「坐骨神経沿いに痛みやしびれがある状態」をそう呼んでいるだけ。
🏥じゃあ、なぜ病院で「坐骨神経痛」と言われるの?
整形外科に行くと、まずはレントゲンを撮りますよね📷
でも、レントゲンで骨に異常がなかった場合…
「骨は問題なし。じゃあ痛みの場所的に、坐骨神経痛かな?」
という流れで、とりあえず”そう診断されるケースが多いんです。
そしてよくあるのが👇
✅ 痛み止め💊
✅ 湿布🩹
だけ処方されて「しばらく様子見ましょう」というパターン。
🎯大事なのは“原因がどこか”を見極めること!
痛みやしびれの原因がわからなければ、
どれだけ薬を飲んでも、湿布を貼っても根本的な解決にはなりません🙅♀️
なのでまずは、大きく2つのパターンに分けて考えてみましょう👇
①【腰からくるタイプ】(神経根の圧迫)🔍
🔍まずはチェック🔍
①前屈

②後屈

✅ 腰を動かすと、お尻〜太ももにかけて症状が出る・強くなる
📌ポイント:
「腰が痛いだけ」ではなく
お尻〜足にかけての症状があるかどうか?
この場合は、腰の神経が原因の可能性が高いです!
たとえば:
- 椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
👉このタイプの人は、まず整形外科で詳しく検査を受けるのが大切です。
🔍②【腰以外が原因のタイプ】(筋肉や姿勢の影響)
✅ 腰を動かしても、症状が変わらない。でも痛い・しびれる。
この場合は、坐骨神経が腰以外のどこかで圧迫・刺激されている可能性大!
犯人は「筋肉」であることが多いです👣💥
✅ 筋肉が原因かどうか?セルフチェックしてみよう!
押してみて、症状が「増える or 減る」ようなら、
その筋肉が原因の可能性が高いです🔎✨
👇特に怪しい筋肉3つ!
🍑① 梨状筋(りじょうきん)
- お尻の奥の方にある筋肉
- 坐骨神経と重なる部分があるため、硬くなると圧迫しやすい!

青が梨状筋、黄色が坐骨神経
🦵② 大腿二頭筋(だいたいにとうきん)
- 太ももの裏側〜外側にある筋肉(ハムストリングスの一部)
- 過緊張すると神経を刺激する原因に!

青が大腿二頭筋、黄色が坐骨神経
🐾③ 腓腹筋(ひふくきん)
- ふくらはぎの筋肉
- 坐骨神経の「下流」で影響を与えることもあります

青が腓腹筋、黄色が坐骨神経
🎾 セルフケアは“テニスボール”でOK!
怪しい筋肉が見つかったら、
無理のない範囲で、テニスボールでやさしくほぐしてあげましょう🍀
💡テニスボールほぐしのコツ
- 床やイスにテニスボールを置く
- 気になる筋肉を当てる
- ゆっくり呼吸しながら、30秒〜1分
- 「痛気持ちいい」くらいで止めておく!
⚠️強すぎると逆に悪化することもあるので、力加減はやさしく!
📝まとめ
🔹 「坐骨神経痛」は診断名ではなく“症状”の名前
🔹 レントゲンで異常なし→とりあえずつけられることもある
🔹 腰が原因か、筋肉が原因かを見極めることが大事
🔹 筋肉が原因のときは、セルフチェック&ケアで改善のきっかけに!
どこに行っても原因がわからない…そんなときこそ、
少し視点を変えてみることで、身体の声が聞こえてくることもあります👂🌱
あなたの体に寄り添って、本当の原因を一緒に見つけていきましょう😊